2013年9月28日土曜日

健康まつり&医学部受験生サポーター


医療生協さいたまの秋企画のお知らせです♪

2つあります。

 

まずは、健康まつりのお誘いです。

医療生協さいたまではこの時期に、病院、診療所それぞれが「健康まつり」を開催します。地域の組合員さんや職員と一緒に、血圧測定や骨密度測定などの健康チェック体験をしたり、美味しいものを食べたり、楽しい時間を過ごして、医療生協を少しでも知ってもらえたらいいなと思っています。

 

今回お誘いする開催日程は以下のようになっています。

秩父生協病院 事業所まつり

 開催日:1027() 10001400

 場所:秩父生協病院敷地内

    秩父鉄道「大野原駅」から徒歩15

    西武秩父線「西武秩父駅」からバス10分と徒歩2
 
     ●秩父生協病院お便り『しあわせ10月号

 

埼玉西協同病院 支部まつり

開催日:114(月・祝) 10:3014:30

場所:こぶし町中央公園

西武新宿線「航空公園駅」からバス10分程

 

申込締切:①②ともに開催日1週間前まで。

 

 

 

つづいて、医学部受験生サポータ-を募集しています。


日 時:119()15:30から1時間程

場 所:ふれあい会館(埼玉協同病院敷地内)

内 容:先輩として医学部の様子や受験の経験談を話して、受験生と交流してくれる医学生を募集。

模擬面接会(医学部受験生対象)終了後に行います。

 

申込締切:10月31()

 

 

 

ぜひ、ご応募ください☆

 

<申込先・問い合わせ> 

医療生協さいたま生活協同組合 

本部 医師課 医学生センター

住所  埼玉県川口市木曽呂1317


電 話  048(296)9141

 ※電話は平日8:3017:00
 
更新:担当T

 

2013年8月28日水曜日

2013夏 埼玉奨学生合宿


埼玉民医連の奨学生合宿を817日と18日に行いました。県内に医学部が少なく、県外に通う学生が多いので、人数が集まるのはなかなかできない埼玉ですが、夏休みということもあり奨学生以外の参加もあり、9人の医学生がつどいました☆★

 

 

今回の合宿のテーマは埼玉の医療事情を学ぶ

ということで、去年は沢内村へ遠出しましたが、今年は県内です。

場所は埼玉協同病院および小児医療センター周辺です。

「ちかーい。遠くに行きたかった。」とは言わせないぞ!と意気込んで実行しました。

たっぷり時間をかけて、ドクター達にも意見を聞きながら企画した合宿です。

 

初日、午前。

まずは、医療生協さいたまの組合員理事さんを講師に 手打ちうどん作り をしました。

高校生と交流しようと計画しましたが、受験生は忙しく残念ながら参加がありませんでした。

が、学生たちからは「楽しかった。」「今度はそば打ちとかやりますか?」「うどんが打てる医者っていいですね」なんて感想がありました。

なかなかおいしいうどんができて、医師、担当職員も絶賛でした。
 

 

午後は学習です。

埼玉協同病院 院長とDr.Yのお話「埼玉の医療事情+α」です。

院長からは、さまざまなデータをもとに、埼玉県内の医療機関は急速な高齢化の進行や、30年以上も医師数が全国最下位という厳しい環境の中で地域を支えていることを学びました。

Dr.Yは、現場で関わった事例を通して、患者・家族の生活背景を把握して治療に取り組む大切さ、医師のやりがいについて話しました。

 

「身近な埼玉の事情について知らないことが沢山あって、もっと地元を知ろうと思いました。」 

「埼玉の医療はどうすればよくなるのか、たくさん考えさせられました。」

 

との感想がありました。

このほかにも、34つどいの報告や、東北FWへ行った学生の報告、翌日の学習項目についての予習などがありました。






勉強の後は、夕食も兼ねて交流会をしました。

Dr.IDr.Mも参加してくれました!
 
 

 

 

2日目は、さいたま市岩槻区の埼玉県立小児医療センター(最寄駅は蓮田)のさいたま新都心への移転問題について考えました。

出産時に障害を持ち小児医療センター通院中の5歳のお子さんとお母さん、存続を求める家族の会で運動を進める祖母、その運動を支える地域住民の方たちと交流しました。

 

「患者・家族は、生活の中心が小児医療センターにあり、移転計画は家族の生活を視野に入れていないと思いました。」

「新都心にも病院を作って、蓮田も残すことができれば、本当は一番良いという言葉が印象的で、根本的な医師不足や医療費の問題が浮き彫りになった気がしました。」

 

との感想がありました。

存続を求める家族会ホームページはこちらhttp://shyouniiryou-kazokukai.jimdo.com/

 

合宿は2日目、午前中で終了です

お昼を食べて解散しました。



 

埼玉出身であったり出身校が埼玉であったりする学生も、埼玉を知っているようで知らないことがあったようです。

自分の慣れ親しんだ地域の医療もふくめた全体を見つめなおし、自分自身は何ができるのか模索するきっかけとなればいいかなと思います。

 

投稿者 担当T

2013年8月19日月曜日

34つどい。2日目~


1日目は夜遅くまで起きていましたがみんなちゃんと起きました。



2日目タイムテーブル

7:00~ 朝食

9:00~ 全体会

9:30~ 分科会

10テーマのうち2つ選んで参加しました。

      1.終末期医療とスピリチュアルケア

2.患者さんとのコミュニケーション講座

3.終末期のケア~看護の実践から~

4.終末期にかかわる介護職の実践と課題

5.在宅における看取り

6.ALS患者さんの看取り

7.MSWからの現場の事例報告

8.延命治療と医療倫理

9.終末期医療と社会保障制度

10.医学生の学んだ終末期医療

 


MSWからの現場の事例報告


延命治療と医療倫理

12:30~ 昼食

14:00~ ケースカンファ&発表

班ごとに1つの症例についてカンファ

    大腸がん(Keyword:治療拒否、スピリチュアル、アルコール、仕事)

    進行認知症(Keyword:精神疾患発達障害、食事摂取困難、家族からの支え、意思の疎通)

     卵巣がん(Keyword:告知、夫へのサポート、子どもの今後の生活)

    食道がん(Keyword:治療の選択、生活のサポート、家族や地域のつながり)

     ALS(Keyword:妻の疲れ、娘のサポート、娘の家族)

臨床倫理の4分割法(MPQC)を用いてカンファ

     M:医学的適応→P:患者の意向→C:周囲の状況→Q:QOL





各グループごとにまとめた情報、治療法や対処法を発表しました。
1年生からは「難しかったです。でも、同じグループの医師の方が
用語の説明やアドバイスをくれたので何とかついていくことができました。
楽しかったです。」との感想がありました。
 

17:30~ 奨学生活動交流

     ポスターセッション方式で全国各地の奨学生活動の報告を聞きました。

     優秀演題は1位青森、2位福島、3位福井 でした。



各県、個性的なデザインのポスターでした。
お土産も用意されていてご当地の味も楽しめました。
各県の活動を参考に埼玉ではどんな活動ができるかを
改めて考えていければと思います。
 

19:00~ 夕食

21:00~ 大交流会

     東軍と西軍に分かれて知識バトル。計算問題や絵しりとり、マッチ棒問題などなど。

気づいたら23時半を回っておりました。

終了後も会場に残り語らう学生たち…2時頃まで語らいは続きました。


知識バトルなので医学生魂に火が付いたのか真剣に取り組んでいました。
しかし、「楽しかった。」とのこと。さすがです。
 
 

 3日目朝もしっかりと起き、朝食も食べました。いよいよ最終日です。

3日目タイムテーブル

7:00~ 朝食

9:00~ まとめ企画
     5年生企画、6年生企画の発表がありました。
     高学年になると学年ごとに学習をしたり、
     事前講演会を開いたりなどして学びを深めます。
     6年生はおそろいのスクラブを着ていました。
     医学生活動をひっぱってきた6年生の後輩に向けたメッセージはとても印象的でした。
 
 
11:30~ 閉会式



最後にみんなで記念撮影です。
学生の参加は130人ほど。
みんなおつかれさまでした。
 

12:30  終了・解散

 

 

3日間ホテル内で過ごしましたが、お土産はしっかり買おうと豊橋駅の売店に参加者が殺到。
平日のお昼にまさかの大混雑で、お店の方が大奮闘されていました。感謝です。
とってもタイトなスケジュールでしたが、充実した学習ができた3日間だったと思います。
学生と一緒に職員も学べましたし、楽しかったです。
また、来年のつどい、35つどいにむけた実行委員会が1月から始まります。
つどい参加経験のある学生はぜひ、実行委員事務局を担ってほしいですね。
 
っとその前に、34つどいの振り返りがあります。
34つどい第6回実行委員会は10月26-27日です。
 今回参加した学生はぜひご参加を!
 
担当:T

34つどい参加報告。1にちめ。



85()7()に『34回 民医連の医療と研修を考える医学生のつどい』が愛知県 ロワジールホテル豊橋で開催されました。略して34つどいです。

学生3人と職員2人で参加してきましたので報告です。

 

まず、34つどいとは。

34つどいに向けて実行委員会が1月から本番直前の間に5回行われ、今回のメインテーマは『終末期医療』に決まりました。「最後まで自分らしく生きる。人生に寄り添う医療とは…」ということを本番で学ぼうと準備されてきました。講演会や分科会、交流会、全国の奨学生活動交流を聞くなど様々な企画があり、参加者全員が受動的ではなく主体的な目的をもって参加することが前提です。

 

以下、タイムテーブルと概要です。

85日はAM1000に東京駅集合。新幹線(ひかり)で豊橋へ。

ホテルの近くでご飯を食べて、いざ、本番。

 

1日目タイムテーブル
   それぞれ割り当てられたグループがあり埼玉からの参加者もバラバラでグループに入ります。今回は24班。各班12人ほどで学生、助言者(医師、看護師、MSW、事務etc…)、共同組織の方(生協や友の会などの組合員さん)で構成されています。ほかにも学生担当職員班が10班ほどありました。
 
14:00~ 開会式

     開会のあいさつ。埼玉協同病院のドクターが医学生にメッセージ「愛知のB級グルメはカレーうどん。食べよう!」

    基調報告。1回実行委員会から本番に向けて何を準備してきたのかの報告です。

    つどい宣言。

 活背景にひそむ社会問題を学習することで、民医連医療と綱領の実践、およびその課題を学び、自分は何をしていけるのかを模索できる。地域に根差した医療実践を学ぶことで、自分の地域の問題にも目を向けられるようになる。多種多様な人々と出会い、語り合うことで、コミュニケーション能力を伸ばせる。新たな発見を通して問題意識が高まり学ぶモチベーションを向上させる。奨学生活動を交流することで、お互いの地域の奨学生活動を高めることができる……などなど。

     つどい目標。34つどいに参加し学ぶことについて自分なりの獲得目標を設定しよう。

 

15:30~ 学習講演 講師:和田浄史 先生(川崎協同病院 外科)

     『患者に寄りそうこと‐エンドオブライフケアと民医連の医療‐

      川崎協同病院の実践から「寄り添うこと」の意味を学びました。

終末期は病状の進行が速く、患者の要望に応えることについてタイミングを逃してはならない。

たとえ無理難題と思える要望があったとしても、決してタブーにしない。

できるかぎりのことを全力で実践するスタッフたちがいて、

患者に応えることで治療につながることがたくさんある。

医療者の独断ではいけない。患者の言いなりでもない。自分の土俵に引き込むのではなく、

相手の土俵に入るのでもなく、新しい土俵を相手とつくろう。

そのためには、患者やその家族の気持ちを知ることが大切。

目標を変更する勇気を持とう。真実を共有しよう。気持ちを伝えあおう。

 

 

 

17:30~ SGD(スモールグループディスカッション)
19:30~ 夕食
21:00~ 交流会 グループごとに交流。学年ごとに交流。など23時頃まで楽しみました。
 
 
1日目はこんな感じです。
ちょっと長いので、2日目以降は次の投稿で。
担当:T

2013年7月24日水曜日

埼玉奨学生交流集会 第1回実行委員会

梅雨も明け、すっかり夏らしくなりました。
暑いですね。
夏バテや脱水症状などにはお気を付けください。

さて、この前の土曜日に奨学生交流集会の第1回実行委員会を開きました。
医療生協さいたまの奨学生(医学生、薬学生、看護学生、リハビリ学生)が集まり学び交流する企画を毎年年末に開催しています。
今年は記念すべき第20回目をむかえます!☆
今回の実行委員会は医療生協さいたまの拠点病院がある秩父にて行いました。

午前中は看護学生のヘルスケアゼミに参加
秩父生協病院の地域医療活動への参加の取り組み
栄養士さんによる栄養学と病気についての講義を受けました。

院内見学もしました。
秩父生協病院は回復期リハビリテーションに力を入れています。
秩父地域全体のリハビリテーションを担う施設となっています。
入口から受付、外来にかけて広々とした空間が自慢です。
ふむふむ

お昼はみんなでBBQ☆でしたが、上手い写真を撮るのを忘れました。
職員も肉に夢中でした。いっぱい食べて大満足でした。

実行委員会は13時頃から15時まで行いました。
医学生3人、看護学生11人、リハ学生1人 15人の学生が参加しました。
今回のメインは本番のテーマ決め!!!超重要課題なのでみんな真剣です。
3グループに分かれて各グループごとにテーマ案をプレゼンし、
グループごとに投票し決定するという形式をとりました。
時間はかかったけど、たくさんのテーマ案が出て議論ができました。
そんなこんなで、今年のテーマは「予防接種について」に決定しました。
最近は子宮頸がんワクチンがHOT NEWSですが、
過去にも予防接種の安全性・副反応については様々な種類のものが議論されてきました。
次回の実行委員会からは、正式テーマ名や本番内容を決めていきます。

あ、そうそう本番は12月26日(木)~27日(金)です。


そして、終了後はお祭りに行ってきました。
秩父 川瀬祭りです。
 

山車のようですが、屋台というそうです。
お囃子は屋台の下の部分のスペースで演奏しています。
うーん。狭そう…(笑)


こちらは笠鉾。
同じくお囃子は下のスペースで演奏。
華やかですね。
午前中から夕方まで充実した1日となりました。
帰りの電車では職員も学生も爆睡でした。

秩父いいところです。
ぜひ行ってみてください。夏の実習受け入れもしています。
こちらからお申し込みください。

医学生センター A・T

2013年4月3日水曜日

埼玉協同病院 合格お祝い会&奨学生meeting!!

3月30日(土)に行われた、埼玉協同病院医学部合格お祝い会に、多くの奨学生が参加してくれました。
この春、医学部に入学する新入生に、上級生として歓迎+様々なアドバイスをしてもらうという企画です。

新入生は終始笑顔で、奨学生の方に、部活や授業、プライベートについて聞いていました。
医師体験や模擬面接、BBQで、知っている者同士いてとても盛り上がりました。

「君たちにも、ああいう頃があったんだからね!」希望に満ちあふれた新入生との交流で、奨学生の方も、今一度初心に帰る事が出来たんじゃないかと。手に事務局は考えています。参加してくれた奨学生の皆さん、ありがとうございました。

午前の勤務を終えた先生達も参加してくれました。左上は、若い学生さんたちを前に、
なかなか希望のお寿司がとれないでいたA先生とK先生。本当にありがとうございました。
新入生が帰った後は、奨学生meetingを行いました。全国に散らばる埼玉民医連医療生協さいたまの奨学生が久しぶりに集まる(7人)ということで、近況告の後、2013年度の奨学生交流集会のテーマについてみんなで出しあいました。

12月に予定されている奨学生交流集会ですが、みんなのちょっとずつの努力で、成功したらいいなと思っています。

議事運営をしてくれたM君、Hさんお疲れ様でした。Yさん、コンパもいいけど勉強、ぬかりなきよう。

                                      本部医師・医学生センターA.A


2013年1月24日木曜日

森住卓さんの写真展にいきませんか?

今日1月24日(木)は、埼玉民医連学生センター(毛呂山)定例のランチの日です。
Aさんが勤務する病院の電子カルテの更新等で参加できず、急遽、Hさんが腕を
振るうことになりました


・・・ささっと手際よく作っているのに、びっくりするぐらい美味しかったです。
(きっと日々家族のために頑張っているのでしょう。)


で。


テストなどが終わり一段落した学生さんへ。
第33回民医連医学生のつどいで講演くださった写真家の森住卓さんが都内で
写真展を開きます。お話を思い出しながら、再度福島のことを考えてみるという
のはどうでしょう。 

写真家 森住卓 写真展 「風下の村」
  
2月2日(土)~2月12日(火) 新宿駅東口 コニカミノルタギャラリーC

10:00~19:00 (入場無料)

お友達と一緒にぜひ。感想などおきかせください。
本部医師医学生センター A.A