2013年8月19日月曜日

34つどい参加報告。1にちめ。



85()7()に『34回 民医連の医療と研修を考える医学生のつどい』が愛知県 ロワジールホテル豊橋で開催されました。略して34つどいです。

学生3人と職員2人で参加してきましたので報告です。

 

まず、34つどいとは。

34つどいに向けて実行委員会が1月から本番直前の間に5回行われ、今回のメインテーマは『終末期医療』に決まりました。「最後まで自分らしく生きる。人生に寄り添う医療とは…」ということを本番で学ぼうと準備されてきました。講演会や分科会、交流会、全国の奨学生活動交流を聞くなど様々な企画があり、参加者全員が受動的ではなく主体的な目的をもって参加することが前提です。

 

以下、タイムテーブルと概要です。

85日はAM1000に東京駅集合。新幹線(ひかり)で豊橋へ。

ホテルの近くでご飯を食べて、いざ、本番。

 

1日目タイムテーブル
   それぞれ割り当てられたグループがあり埼玉からの参加者もバラバラでグループに入ります。今回は24班。各班12人ほどで学生、助言者(医師、看護師、MSW、事務etc…)、共同組織の方(生協や友の会などの組合員さん)で構成されています。ほかにも学生担当職員班が10班ほどありました。
 
14:00~ 開会式

     開会のあいさつ。埼玉協同病院のドクターが医学生にメッセージ「愛知のB級グルメはカレーうどん。食べよう!」

    基調報告。1回実行委員会から本番に向けて何を準備してきたのかの報告です。

    つどい宣言。

 活背景にひそむ社会問題を学習することで、民医連医療と綱領の実践、およびその課題を学び、自分は何をしていけるのかを模索できる。地域に根差した医療実践を学ぶことで、自分の地域の問題にも目を向けられるようになる。多種多様な人々と出会い、語り合うことで、コミュニケーション能力を伸ばせる。新たな発見を通して問題意識が高まり学ぶモチベーションを向上させる。奨学生活動を交流することで、お互いの地域の奨学生活動を高めることができる……などなど。

     つどい目標。34つどいに参加し学ぶことについて自分なりの獲得目標を設定しよう。

 

15:30~ 学習講演 講師:和田浄史 先生(川崎協同病院 外科)

     『患者に寄りそうこと‐エンドオブライフケアと民医連の医療‐

      川崎協同病院の実践から「寄り添うこと」の意味を学びました。

終末期は病状の進行が速く、患者の要望に応えることについてタイミングを逃してはならない。

たとえ無理難題と思える要望があったとしても、決してタブーにしない。

できるかぎりのことを全力で実践するスタッフたちがいて、

患者に応えることで治療につながることがたくさんある。

医療者の独断ではいけない。患者の言いなりでもない。自分の土俵に引き込むのではなく、

相手の土俵に入るのでもなく、新しい土俵を相手とつくろう。

そのためには、患者やその家族の気持ちを知ることが大切。

目標を変更する勇気を持とう。真実を共有しよう。気持ちを伝えあおう。

 

 

 

17:30~ SGD(スモールグループディスカッション)
19:30~ 夕食
21:00~ 交流会 グループごとに交流。学年ごとに交流。など23時頃まで楽しみました。
 
 
1日目はこんな感じです。
ちょっと長いので、2日目以降は次の投稿で。
担当:T